土地や一戸建ての売却時には土地の境界を買主さんに明示して引継を行います。
境界鋲が無い場合は土地家屋調査士さんに依頼し復元してもらいます。
※境界鋲の復元費用は土地の面積と復元箇所の数や隣地の方の協力度合いにより異なります。
※一般的に50坪程度の土地で境界点4カ所の復元を依頼すると16万円から22万円です。
売却する不動産の引き渡すべき設備については、予め書面で明確にしておく必要が有ります。
引き渡し時と現況が異なる場合や設備が故障している場合は前もって買主さんに
伝えてから売買契約を締結しましょう。
売却した不動産に瑕疵(見えないキズ)があり、買主さんからその瑕疵の修復を請求さ
れた場合、売主さんは自己の負担と責任で修復しなければなりません。
特に「シロアリ・雨漏り・建物の構造上主要な部分の木部の腐食・給排水設備の故障」
については注意を要します。事前に点検をしてもらいましょう。
アットホームではご売却依頼頂いた不動産のリスクを最小限に抑える為のアドバイスを
致します。
事前にホームインスペクターにホームインスペクション(建物診断)を依頼し、その報告書を買主さんに提供する事で建物の不具合等を正直に伝えられ、引き渡し後のトラブルを無くす事が可能です。
※延床面積35坪までの住宅をホームインスペクション依頼すると5万円〜10万円です。
建物を新築した時や増築した時に、登記をしていない場合、表示登記や保存登記が必要です。
これは建物が登記してないと買主さんが住宅ローンを利用出来ないためです。
※一般的な建物表示登記費用は8〜9万円程度です。
もしその事を知っていたらこの不動産を買わなかった!
そんな事由を知っていながら買主に伝えなかった場合、売買契約が無かった事になる場合や多額の損害賠償を負う事があります。
例えば、売却する敷地や建物内で過去に自殺や殺人事件があった場合、火事があった場合、不審死や孤独死があった場合、近隣に深夜騒音を出すなど異常な行動をする方が居住しているなど。
事前に買主さんに告知し承知のうえで購入して頂く必要があります。