より早く、 良い条件で売るために
不動産を売却すると言うことは、高額な商品を売る事です。
商品となれば、見栄え良く、そして見やすいようにしなければなりません。
購入者の立場に立ってより良い商品にしましょう。
たとえ早く売れても、売却後にトラブルがあると大きな出費になるリスクも有ります。
未然にトラブルを防ぐ販売方法も必要です。
1. 査定価格の確認
不動産会社の査定報告書の内容をしっかりと確認します。
販売(成約)事例が古いと査定価格より実売価格が下がる場合も有ります。
また、査定価格は成約事例で計算される為、近隣の同程度の販売価格より少し低くなります。
査定報告時に営業スケジュールや販売方法の提案書を作成してくれる不動産会社なら良心的な不動産会社でしょう。
自分の家は可愛いけども、客観的に見ることが重要です。
2. 価格の設定
市場より高く価格設定した場合、成約の見込みがない高価格の不動産を不動産会社は熱心に営業はしないでしょう。基本は近隣の市場に合わせるのが一番。
早期売却を狙うのなら少し安めの価格設定で。また、価格の交渉があったときのために最低限の価格条件なども決めておきましょう。
3. 付帯物の確認
付帯物設備(照明器具やエアコンなど)があるときは、置いて行くもの・取り外すものを書面で決めておきます。それがセールスポイントになることもあります。
逆に壊れて使えないものや修理が必要なものは予めその旨を伝える事で引き渡し後のトラブルを無くす事が出来ます。
特にエアコンや給湯器などは不具合があった時にトラブルになりやすいので気をつけます。
付帯設備の一覧表は不動産会社が用意してくれます。
4. 購入希望者が知りたい事
購入希望者が売主さんに良く聞かれる事があります。
土地や一戸建では土地の境界や騒音等周辺環境、近隣にお住まいの方の情報など。
マンションでは上下階にお住まいの方の状況や音のトラブルの有無など。
子供をお持ちの場合は教育環境や同年代の子供がいるかどうかなど。
そして今までの建物の状況。過去雨漏りがなかったか、シロアリは大丈夫か、メンテナンス状況はどうなのか・・・
外壁や屋根の塗り替えは何年何月、浴室のリフォームは何年何月に工事、ガス給湯器を何年何月に交換したなど、リフォーム歴をちゃんと把握しておきましょう。
大切にメンテナンスされた家は好印象を与えます。
5. 何と言っても第一印象
購入希望者が現れたら現地を見てもらうことになります。
購入の検討に値するかどうかは、第一印象でまず判断されますので、お客様を迎える準備が必要です。おもてなしの心でお迎えしましょう。
6. 笑顔で待機
おもてなしの準備が出来たら自信を持って笑顔で待機。
接待は挨拶と質問に答える程度で営業は不動産会社の営業マンに任せましょう。
果報は寝て待て。
きっと良い知らせがありますよ。